Crusader Kings III(クルセイダーキングス3、略してCK3)をsteamのストアページなどを見て気になった人へ、CK3がどんなゲームなのかを紹介したいと思います。
一言でいえば「中世の領主の生活と家の歴史を体感できるゲーム」です!
プレイヤーは中世(西暦1000年前後)のヨーロッパからアフリカ、中央アジア、中国にいたる広大なマップ(日本を含む東アジアのマップは2025年冬のアップデートで追加予定!)から土地を治める領主を1人選びゲームをスタートします。

そこからゲームスタートとなりますが、何をするかはプレイヤーの自由です!
領内に建造物を建てて所領を豊かにするもよし、隣領にいちゃもんをつけてどんどん戦争して領土を広げるもよし、家臣たちと狩りや祝宴に興じるもよし、好みの女性(男性)を誘惑してドロドロの愛憎劇を演じるもよしです。他にも世界中の聖地を旅する宗教に敬虔な領主になったり、逆に邪魔者をあの手この手で暗殺しまくる影の殺戮者になったりもできます。




また、CK3のキャラクターにはそれぞれ3つの性格と、1つのライフスタイルフォーカス(外交・軍事・管理・策略・学識の5つから選択)が設定されており、これによってキャラ同士の相性が変化したり、他の領主をもてなす(外交ライフスタイル)、学問書について議論する(学識ライフスタイル)、模擬の攻城戦を実施する(軍事ライフスタイル)といった領主のライフスタイルにあわせたイベントが発生したりします。他にもランダムに発生するイベントは多数あり、どれも中世領主の生活を味わえるものになっています。
そしてもう1つCK3で重視されているのが「家」の歴史を辿れるという点です。「家」というのは日本でいう鈴木家や山田家といった概念のことですね。プレイヤーは1領主を選んでプレイを始めますが、その領主にも寿命がきます。もしかしたら暗殺や戦争、狩り中の不慮の事故などで突然亡くなってしまうこともあるかもしれません。このように最初のキャラクターが亡くなったとしてもCK3では「家」の後継者がいるかぎり、その後継者となってプレイを継続することができます。このように当主の死と新当主の誕生を繰り返し、その「家」の興亡を味わえるのがもう1つのCK3の醍醐味です。果たしてその「家」はプレイヤーの手によってどのような歴史を辿るのか、王国や帝国を支配する名声あふれる名家になるのか?それとも滅亡してしまうのか?すべてはプレイヤーの腕にかかっています。

このようにCK3は中世世界を堪能できるのが最大の魅力だと自分は思っています。どうしてもマップ上で操作を行うゲームなので「戦争で領地を広げる」といったゲーム体験が多くなるのかなと思いますが、その戦争の間に,多数のイベントと行動の選択肢で中世の領主の生活を体感できるという点が他の戦争ゲームとの明確な違いだと思います。そして貧しい領民、暗殺、弱みを握っての恐喝、配偶者の不倫、兄弟同士の土地をめぐっての戦争など中世のダーティーな部分が表現されているところも自分が好きなところですね。
以上Crusader Kings IIIのゲーム紹介でした。
気になった方はぜひ購入して中世の世界を体感してみてください!
日本語化の方法
CK3は残念ながら公式では日本語に対応していません。しかし、有志の翻訳による日本語化MODが存在し、それを導入することで日本語で遊ぶことができます!(アプデやDLCの発売直後は翻訳が間に合っておらず一部英語の可能性もあります)MODとはゲームの内容をプレイヤーが自由に改造・追加できるファイルやデータのことで、CK3の制作会社であるParadox Interactive社はMOD文化を奨励(MOD開発者向けの開発者日記を公開するなど)しており、CK3の日本語化MODもその一つとなります。
導入方法は以下です。
①Steamアカウントにログイン
②SteamのCK3の画面からワークショップをクリック
③検索で「japanese」と検索
④下記の「Japanese Language Mod」(https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2217567218)を開く

⑤黄緑色の「サブスクライブ」ボタンをクリック
⑥CK3を起動、ランチャー(ゲーム画面に行く前の小窓)の左のプレイセットをクリック
⑦「Japanese Language Mod」が有効(右端が緑色)になっているのを確認
⑧ゲーム起動! ※複数のプレイセットを使用している際は選択しているプレイセットに日本語化MODが含まれているのかも確認してください。
以上です!
簡単なのでぜひCK3の世界を日本語で楽しんでください!
次回からは具体的にゲーム内要素を解説していきますので、初心者の方はご一読いただけると幸いです!
このサイトはParadox Interactive社とは一切関係のないファンサイトであり、掲載されたゲーム画像の著作権はParadox Interactive ABに帰属します。画像内の日本語表示は、有志翻訳者による非公式日本語化Modによるものです。翻訳内容の権利は翻訳mod権利者に帰属します。
コメント