Crusader Kings 3初心者講座⑩暗殺とフック

クルセイダーキングス3初心者講座第10回は暗殺とフックについてです。

暗殺

暗殺とはその名の通りキャラクターを殺害する行為です。殺害したいキャラクターを右クリックした際に表示されるメニューから計画をはじめることができます。暗殺計画は懐柔の際のようにじわりじわりと進行度が進行していきます(その間暗殺に関するイベントが起こる場合もあります)。暗殺計画にはプレイヤーとスパイの能力から導き出される「策謀力」と暗殺対象者が持つ「策謀に対する抵抗力」がありますが、暗殺の進行度が進む確率は「策謀力」と「策謀に対する抵抗力」の差がどれだけあるかで決まります。そして計画の進行度が100%に達すると暗殺計画が実行され、成功確率(策略能力やスパイによって変動)によって成功か失敗かが決まります。

暗殺にはその暗殺計画がバレるかどうか、秘密裏に実行できるかどうかといった「秘密」の判定もあります。プレイヤーが暗殺計画を実行したことがバレてしまうと「殺人者」等プレイヤーへの評価がマイナスされる特性が付与されます。

暗殺は一度計画を中断すると即同じ計画を始めることができず、クールタイムに入ります。計画を開始する際は開始前に表示される確率や予想される完了期間をよく確認しましょう。とはいえ、計画開始前に表示される確率はスパイ買収前の数字なので、計画開始前にセーブしてスパイがどれほど買収できるかを1回確認するのも手です。

スパイ

暗殺計画にはスパイを招き入れることができる場合があります。スパイを招き入れると暗殺計画の成功率と秘密裏に行われる確率が上がります。どのくらい上がるかはそのスパイの能力とスパイがどれだけ暗殺者に近い存在かによって決まります。密偵頭や配偶者をスパイとして引き込めれば成功確率はグッと高まります。スパイはその暗殺によって何かを得る場合や暗殺対象を嫌っている場合に参加を承諾してくれる確率が高まります。また、ゴールドで賄賂を贈ることでスパイ参加の受け入れ値を増やすことができます。スパイを参加させることはいいことづくめですが、イベントによってスパイを通じて暗殺計画がバレる場合もあります。

暗殺が有効なタイミング

個人的に暗殺の使い時だと思うタイミングを紹介します。

暗殺で称号が手に入るタイミング

プレイヤーが称号の継承順位の高い順位にいるものの、その上に兄弟等他のキャラクターがおり、このままだと称号が継承できない場合、または継承順位1位なものの、現所有者に子供ができると継承順位が下がる場合等、暗殺することで称号が手に入るタイミングは暗殺を狙っていいタイミングだといえます。後者の理由で典型的な例が1066年スタート画面の「引き裂かれた半島」でおすすめされているヒメノ兄弟達で、ガリシア、レオン、カスティーリャを子のいない兄弟で分けているので、兄弟を暗殺することにより、広大な領土が手に入る条件がそろっています。

暗殺対象の死により分割相続がされる場合

仮想敵国が複数の同格の称号を持っていて、子供が複数いる場合、その当主の死で領国が分割されるのであれば、暗殺で敵国を弱体化させることができます。ただし、血縁関係者は同盟を結べるので息子同士が同盟を結んで、暗殺前と変わらない状況になる可能性もあります。

敵国が婚姻で同盟を結んでいる場合

敵国を攻めたいものの、敵国が大国と同盟している場合、外交欄の紋章をマウスオーバーしてみましょう。○○と○○の婚姻を通じてと表示されている場合は該当の人物を暗殺することで同盟を解消させることができます。

相性の悪い家臣の暗殺

プレイヤーと性格等で相性が悪く、かつ兵力を持っている封臣がいる場合、その封臣を暗殺して、反乱の芽を摘むのも手です。特にその封臣の後継者が子供の場合は、派閥にはいることができず、評議会の地位も要求しないので、成人するまで無力の存在にさせることができます。ただ、暗殺を失敗すれば本末転倒なので、暗殺の成功率がMAX(95%)のときのみ使う等、多用はしないほうがいいと思います。

フック

フックとは当人間で借りがある、弱みを握られているといった状況を示します。相手に対してフックを持っている場合は様々な要求を強制できる可能性があり、逆に握られている場合は要求を強制される恐れがあります。フックは1度使用すると消える弱いフックと、クールダウンを挟みながら複数回要求ができる強いフックがあります。強いフックは派閥への参加等を禁止する効果もあります。

フックの獲得ははランダムイベントでの獲得が主ですが、能動的に獲得できる方法もあります。1つが家の家長になることです。家長は家長である期間に生まれた子供に対して弱いフックを獲得します。
もう1つが評議会密偵頭の任務である「秘密の調査」で相手の秘密を握ることです。殺人者である、姦通者である等人に知られたくない「秘密」を秘密の調査で見つけた場合、相手を恐喝してフックを手に入れることができます。(秘密をばらして相手に評判が下がる特性を付与させることも可能です)

フックはさまざまなことに使用することができます。以下はその一例です。
・封建契約の修正
・自身の宮廷への移住の受け入れ値の増加
・結婚の受け入れ値の増加
・暗殺計画のスパイ受け入れ値の増加

暗殺を実行した場合など自身に秘密がある場合は臣下に秘密がバレる可能性がある点も注意が必要です。秘密が臣下にバレるとフックを握られ、そのフックを使用して無理やり評議会に参加してきたり、封建契約を変更したりしてきます。特に密偵頭の「妨害工作」任務には、秘密が暴かれるバッドイベントが存在するので注意が必要です。

まとめ

以上暗殺とフックについての解説でした。暗殺などはリスクがある行動ですが、うまく使えば状況を好転させることができる行動です。この記事がプレイに役立てば幸いです!

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